貧乏自慢

最近読んだキューバの本に、壊れたサンダルを自分で修理して履けるようになったと自慢する青年の話が書いてあった。

その一方、日本をはじめ欲望がエンジンとなった資本主義社会では、高価なブランド品や何百万円もする腕時計を身に付けて自慢している。

金持ちであることを自慢する国と、貧乏であることを自慢する国のどちらが健全か? 私はキューバの青年のように、もっと貧乏を自慢すべきだと思う。

例えば、もう数十年使っている保温ボトル。今は直接飲むマグボトルを使う人が多いが、私は相変わらずキャップと中栓を外し、キャップに注いで飲んでいる。所々へこんでいるが、特に不便とは思わないので壊れるまで捨てるつもりはない。

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使い古した保温ボトル